川口漁業協同組合(川口漁協)のイベントやニュースを藤森組合長が伝えるブログ

熊本市の西南部にある川口漁協には、かわいいお客様や有名人が訪問されます。

平成最後・川口漁協での海苔の種付け作業

今年の海苔の種付けは、10月25日に行われました。
お天気にも恵まれ絶好のコンディションの中、早朝6時に出港。 

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種付け作業の無事と、海苔の豊作を祈って藤森組合長がお神酒を捧げます。

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大量の海苔網を張る作業はとても重労働で、気力と体力が万全でないといけません。

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海苔網の下にさがっている小さな袋の中には、牡蠣が入っています。通称「ラッカサン」と呼ばれています。海苔の種は、この牡蠣の殻の中で育ち種付けの日を待ちます。

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みなさん、黙々と作業を続けます。

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今年も良い海苔ができますように・・・

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平成29年度の冷凍網生産初入札会でブランド海苔「あかつき」が最高値を記録


今年の1月18日に平成29年度の冷凍網生産初入札会が行われました。


川口漁協のブランド海苔「あかつき」が、最高値を記録しました。

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「あかつき海苔」は、消費者の皆さんからの「美味し海苔を食べたい」
という声を受け、平成2年度から養殖の取り組みを始めました。
ブランド確立のために、養殖場所を他品種と区分けし、採苗から生産まで、
一貫した共同管理体制をとり製品の統一化を図っています。
また、育苗の段階での異物除去、加工後の異物選別ともに徹底した管理を
行い品質の向上に務めています。製造に使用する海水も備長炭で浄化する
など、安心して食べていただける海苔づくりを一貫して続けてまいりました。
歯切れの良さ、甘味の強さ、香りの強さ、そして黒々とした光沢は、
こうしたこだわりと生産者の努力の賜物なのです。

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 今回の落札結果を励みに、これからも川口漁協海苔生者8名全員で
「美味しい海苔」を作ります。

 

 

川口漁協と恵比寿さま

平成28年10月20日、恵比寿像建立にあたり、晴天の下、厳かに
神事が執り行われました。
川口漁業協同組合においての長年にわたる願いが叶い、恵比寿像を
建立する事ができました。

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 この先、航海と操業における安全、そして豊作を見守って
くださることと存じます。

 

恵比寿様は右手に釣り竿、左手に鯛を抱えている姿が特徴で、
いかにも親しみを感じてしまいます。
釣り竿には「釣りして網せず」、つまり利益だけを追求すること
なく、清らかな心をもちなさいという、商人を戒める意味が込め
られいるようです。商売繫盛の神様の所以ですね。また、その
いでたちから大漁旗に描かれていることも多く、漁村では豊漁の
神様として祀られてきました。

福をもたらす神様としてお正月には欠かせない七福神の中のお一人
ですが、恵比寿様だけは他の神様と違い、日本で生まれた神様
なんです。

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大黒天、毘沙門天、弁財天はインドのヒンドゥー教から、福禄寿、
寿老人、布袋は中国から招来した神様とされています。
恵比寿様は、国造りの神イザナギイザナミの子供で、「大漁追福」
「商売繁盛」「五穀豊穣」をもたらす、漁業や商業や農業の神様
として信仰を集めたといわれています。

昨年10月、恵比寿像建立後初めての「恵比寿祭り神事」を執り行う
ことができました。

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恵比寿様にはわたくしたちの航海・操業の安全と大漁・豊作、
そして皆様のご健康と安全、地域の発展を見守っていただきたく、
よろしくお願い致します。

 

川口漁協のアサリ漁、テレビ取材を受けました

 先日、地元のテレビ局からアサリ漁の取材を受けました。
 藤森組合長は、これまでも多くの取材に対応されています。
 今回も緊張することもなくカメラの前に立っておられます。

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「アサリ漁が最盛期を迎えました。今年は好調です。」
藤森組合長、本当に嬉しそうです。

 

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「2012年7月におきた九州北部豪雨によって川口のアサリ漁獲量は

激減しました。
私たちが行ってきた、海を守る活動やアサリの天敵の駆除作業、

稚貝を保護する取り組みなどが徐々に実を結びつつあります。」

 

「川口産のアサリは身がプリプリとしていて、とても美味しいんです。」

アサリ漁の様子や、生産者の方々の思いを伝える組合長が熱く語ります。

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「今が旬のアサリを是非ともご賞味ください。」

藤森組合長そして生産者の皆さんは、川口漁協のアサリが多くの人たちを

笑顔にして、地域が豊かになることを願っています。

 

 

潮干狩り体験

2017年6月上旬。
地元の小学校から28人の生徒さんが、潮干狩りの体験学習に来てくれました。
熊本市漁業後継者クラブ川口支部の主催で毎年行っているものです。
漁業に関心を持ってもらい、将来海で働いてくれる子どもたちに期待を寄せています。

まず、潮干狩りについてのおはなしと注意事項などを熱心に聞く子どもたち。
「アサリの採取量が激減している昨今、とても貴重な体験です。ケガをしないように楽しんでください。」

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干潟には船で行きました。

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お天気にも恵まれた、児童の皆さんは楽しそうに潮干狩りをしていました。

初めて潮干狩りをする子もいました。

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後日、かわいいお便りが届きました。

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こんな内容のお手紙をいただきました。

川口漁協のみなさんへ
潮干狩りのときに、ひがたに行くために船を出したりライフジャケットを貸したりしてくれてありがとうございました。ほっている時に、大きなハマグリがとれたのでうれしかったです。私は、イカのたまごと、アカニシのたまごは、初めて見たのでびっくりしました。早くたまごからかえればいいなと思いました。


川口漁協のみなさんへ
潮干狩りおせわになりました。潮干狩りは初めてで、とても楽しかったです。天気も晴れで、どろまみれになったけどとてもいい思い出ができました。


川口漁協のみなさんへ
私は初めて潮干狩りをしました。最初はしおふきと、ハマグリと、あさりの見分けがつかなかったけれど分かるようになってうれしかったです。船でひがたにいどう中も楽しかったし、ほかにカニや小さな魚や、たまごまであってびっくりしました。たくさんとれたのでまたしたいです。

 

皆さん本当にありがとう。

また来てください。